自由のつばさを広げて
最近は、
いつ早朝トマトの声がかかっても大丈夫なように
生活パターンを変えていて
世の中のビジネスマンのように
9時には出社(アトリエにです)するのを目標に(!)
早く起きて家事をひととおり済ませて
家を出るようにしてるので
作業の時間が先月の倍はある感じ。
それで、特に今週は人と会う予定もなかったので
ひたすら植物とレジンに向き合った。
そんなわけで一気に仕事が進んで
先が見えてきた。
松村工芸さんに依頼されたパーツの製作だが
混迷を極めてさ迷い歩くこと1ヵ月半
毎日やり続けてパラレルシフトがようやく安定してきた
出来る。
量産の見通しが立った。
思いつきだけで生きているのが基本だけど
思いつきだけで現実は動いていかない。
降ってきたアイディアが即形になるかといえば
そんなにこの物理的現実は簡単じゃない。
思いつきが具現化する、ということにコミットして
ある意味もの凄い執念と執着を持って
大量に作業する。し続ける。それはほぼ毎日、徹底的に。
そうして少しずつ物理的現実は本物になっていく
重たい歯車を回そうとしている。
そんな重たい歯車、私が動かすとは思ってなかった
けど、
動かそうと決めた。
「未知のこと」は、それがたとえどんなに小さなことであっても
未知であるが故に、重たい歯車なのだ。
知らない、ということは壁が分厚い。
その分厚い壁を地道に掘削して
その先の重たい歯車を動かそうと思えば
やっぱり「結果にコミット」が大事になる。
絶対にやるぞー、と本気で心に決めること。
決めたからには必ず成し遂げること。
そしてそこに不可欠なのが「passion」。パッション。情熱。
楽しいという気持ち。ワクワクする躍動感。
そのためにならあらゆる可能性を試そうと
こんこんと湧いてくるフォース。エネルギー。
私は、過去も全て
やってきたことどれひとつをとっても
簡単にはやってない。
もの凄い執念と執着で
夜も昼も無くぶっ通しで、お金もつぎ込んで
…ま、簡単に言うと「のめり込んで」完成させてきた。
ただ、過去の私は
動悸が外向きだったため(他人に認められたいとか)
苦しみも多かった(頑張ったのに裏切られた、、的な)
それが今はもう全くそういうのが無いので
自由の翼を広げている!!
そういう感覚。
その映像は若い頃からよくイメージとして沸いていた。
これが、自由の翼を広げている感じ!
自分という宇宙で、
自分だけしかいない広大な宇宙で
自分の翼を広げて
自分で何処へでも自由に飛ぶ。
そうやって目の前に完成していく作品
あまりにも美しくて
心の底から感激する。
その喜びだけで
ずっと存在し続けられそう。
お花と文字の世界が
以前の数倍美しいものになって
私のところに戻ってきた。
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