静寂と共に全てが聞こえる感覚

真冬用の本格的コートを作り始めました。

今日は型紙を途中までカットして終了。

結構なパーツの数です。

裏地も付きますからその分、型紙も増えます。


そして、本をもう一度読んでいます。

「それは在る」


一度読んだ本だとは思えないほど

新鮮で深遠で、読んでいるとスッとコヒーレンスがやってくるのを感じます。


…整うって感じかな。


出来事が起こって

それを受け止める時

脳がさまざまな反応を起こします。


…感情が起こる、と言い換えられます。

イラっとしたり、ウルっときたり

つらくなったり悲しくなったり

あるいは楽しくなったり、安堵したり。


そこに振り回されて

そのまま怒り、泣き、苦しみ、悲しんだり

喜んだりホッとしたりするのが

通常の感情、、心といいますか


地球という星で体験する

深く美しい体験の味わい。


過去、長い間

そういう感情や心の世界をとても深く

大切に扱い、真剣に浸って味わってきましたが


今、もうそれを卒業して

違った味わい方をするようになっています。


そうするとただ苦しいのではなく

ただ悲しいのでもなく

ただうれしいのでもなく


苦しかったり楽しかったりするのだけれど

そういう味わいを感じることのできる「今」

これが言葉に表せないような、、、


なんていうか、、振動、、共鳴

私は音楽的な感覚につながりますけど


ま、そんなところです(笑)


それでいて

私は無音の静寂の中で

一人、型紙を写し取りながら


ただ、型紙を写し取ることだけをしながら

「静寂の音」が聞こえてくるのを感じたり


時々意識にゆらゆらと舞い上がる

「何か」…を感じたり




あぁ、今、体験している。

と、感じています。


この後帰宅して、家事をしたり

テレビを見たりして過ごすと思いますけど


そうしながら


全ての感覚が自分を通り抜けていくのを

感じていくんだと思います。


…ていうか、


その、「思います」が、

そもそも要らないんだ、ということを


再読しながら

改めて理解しています。





忘備録として。







Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。