読書感想文
息子と話をしていた
本のはなし。
そうしたら、彼は
「中学の時の読書感想文なんだけど
読んだ課題図書が面白くなくて、感動しなかったから、書くの苦労した」
そうそう。
面白くない本を読んで、
でも、それらしく感想文としてまとめるように教育されてきたけど
面白くない本を読んで
「面白くない、感動しなかった」
と、ちゃんと自分の感覚を自覚しているだけでも凄いこと
読書感想文に
「読んだけど、面白くなくて感動しませんでした」って正直に書く時代に突入してるんだよ。
裸の王様には
ちゃんと
「裸ですよ」って言える人間に、、
いや、言わなくてもいいから
「王様は裸だ」と
自分の感じたことが正しいって
確信できるようになれるといいよね。
人は簡単に自分に嘘をつく。
王様は裸だと見えていても、周囲が「素晴らしいお召し物だこと!」と全員一致で称賛していると
それに合わせて
裸の王様の「透明の洋服」は凄いと思うように努力し、
周囲には透明の洋服が見えるのに、私には見えない。
私はダメな人間なんだ
どうやったらみんなみたいに透明の洋服を見ることが出来るようになるんだろう。
って、なるんだよね。
いやいや
王様は裸です。
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