履歴書

多分10年以上ぶりに書いたと思う。


履歴書。

書いていたらケンスケに
「親が履歴書書いとる」と言われた。


就職が決まった。

洋服のリフォームの会社だ。
高崎駅そばでの勤務の予定だから、通勤は楽で良い。


どうしてもミシンの腕を上げたくて
縫製工場のパートがないか探していたところ巡り会った。

ひさしぶりに面接に行き
そこで

工業用ミシンを踏ませてもらった。


やばーいゾクゾクくる~!
と喜んで縫っている私のそばで

面接官のお姉さんたちが
「ひゃー怖いーっ!」

と叫んでいた。

どうやら布を送る私の手さばきが超キケンだったらしく(笑)

その場で指導をいただいた。

あ~、なるほど
包丁を使うのと同じ感覚かー

初めて気付かされた。
慣れすぎている為、一切怖くない。


そうか。そういうことか。


私は、ミシンに慣れているだけで
何も知らない。


料理を習った事のない主婦の料理と同じ。


オートクチュール服…中でも特に難しい服ばかりを任されて縫製をしていた母。
その完璧な仕事を見て知っている私は
今の自分が母には到底及ばないレベルだってことを再確認した。


仕事はとにかく徹底的にズボンの裾直しなのだそうだ。

千本ノックだ。

そうだ、イイね!
ボイトレで四年間ずっとスケールだけをやり続けた、それと同じ感覚だ。


新しい「コツコツ」が始まる。



「苦手」と決めてしまっている
「人に使われる」ことや「定時勤務」に対するネガティブ反応を手放すことにもチャレンジする。




アセンションは更に加速する。

Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。