優しいラーメン

今日は朝から夕方まで
ずっとミシンを踏んでいました。

トレーナーを2着
仕事着のパンツ1着

しか縫えなかったなぁ。
2回くらい縫い直ししてたしなぁ



…ま、しかし
気分は満足です。


夕方、あっキーが電話をかけてきて
「今日の夕飯はラーメンだから」

つまり、私は何も用意しなくていいよ、という嬉しいお知らせ。


鶏と昆布で出汁を取った
塩ラーメン。

チャーシューももちろん
あっキーの手作り

煮卵も手作り。

麺だけ買ってきたって。


食べてみてびっくり。
ものすごく美味しかったです。

なんだか、身体に染み入るような
優しくて温かな味わい。

チャーシューはうなるほど美味しいし、卵も旨い。

スープもチャーシューも
決して凝った作り方ではないのに

心の底から美味しい。


残ったスープに白飯を投入して食べましたけど
本当に旨い。


もちろん全て飲み干しました。


実はこんなに旨いものが、シンプルで簡単に作れるのに

沢山の素材を使って難しい感じにしないと旨くならない気がしてしまうのは

何の影響?
と思ってしまいます。

これで十分なのにね
洗脳されてるよね。


アッキーは
今、19才で
毎日何かしら料理を作ったり
パンを焼いたり

自由研究な日々を送っています。
どんどんグレードアップするので

毎度、毎度
私は感激しています。

来年春には
長男のケンスケも高崎に戻ってくるらしいですしね、

なにかしら楽しいことが出来そうだなと

そんな小さなワクワクを感じたりして。



私は、とにかく、
大手を振ってミシンを踏み続けるでしょう。

心置きなく、布と糸にまみれてこの先の人生を満喫していきたいと、今は感じます。


(夕方、帰宅するときには
必ず糸くずをくっつけて歩いている)

Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。