昔の友達と「今」を過ごす

今回の帰省は

久しぶりに実家でゆっくり過ごした

…と言っても正月だから

夕飯の支度やらなんやらいろいろあったけど


弟の家族はチビ達含めて4人だから

なんだか大勢いて賑やかだった。


私が群馬に嫁に来た頃、

夫の実家はなんとなくそんな感じでにぎやかだったなぁ。

最近は静かになってるね。



そんな正月の3泊4日の中で

小学校から中学校にかけて一番仲の良かった友達と

おそらく35年ぶり?

二人でお茶して話をした。

2時間話をした。


彼女にはCDを送って聞いてもらっていたんだけど

「6曲目と7曲目の歌がすごく気に入っている」

という。


6曲目は私が歌っている歌で「Gift~私へ」という歌

7曲目は…あれ?なんてんだっけ?「シャイン」ていうタイトルだったかな、アミーゴさんが歌ってる歌だ。


特に7曲目は「めちゃくちゃいい歌だよね」と絶賛だった。


うんうん、そうでしょう。

あの歌はこのレコーディングでがぜん良くなったんだよ


彼女は1年前に母親を亡くしていた。

知らなかった。近所なのにね、うちの親も知らなかった。


あまり感情を表に出さない彼女は

1年たってようやく母がいないことを自覚するようになった、

と若干涙ぐんでいたが


私には涙ぐむ(気持ちはもちろんわからないではない)よりも

もっと本当のことがあるよ、という気持ちで話をした。



彼女は私の子供時代の頃のことをよく記憶していて

いろいろ教えてくれた。

私にはそのほとんどが記憶になくて

何を聞いても「へ~ぇ」て感じだ。


それを聞いていると(以前も書いたけど)

今の自分と何も変わっちゃいない

ってことだけははっきりする。


そして、不思議な感覚になった。


35年ぶりに友達と会って話をすると

中学の時の感覚に戻ったりするでしょう。


それが、彼女と話しをしていて

一切感じられない。

「今」の私でしかない。

目の前の彼女は確かに子供の頃の面影そのままで

話す感じもそうそう、こんな雰囲気だった

中学の理科の先生でもある知的なリケ女のまま。


…と感じたのに

どこにも懐かしさを感じない。

なんていうかな、、


「今」の私であり、「今」の彼女でしかない。


何も懐かしくない。

私の中から彼女の「昔話」が一切出てこない。


…ていうか

微動だにしない私がいた。




やっぱり、私はだいぶ意識が変わったと思う。

特にこの半年くらいで激変したね。


それをすごく感じた。



さて、明日はABCクッキングスタジオで

なんかしらんクッキー作ってお話聞くらしいよ

楽しみだなぁ~



あ、そうそう

JUKIマシンが1台増えました。

中古ですけど。


もち、の、ろん!ロックミシン!!



やばーい!!

Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。