何も変化のない日々
今日は午前中来客の予定が
先方の都合でキャンセルになり、少しゆっくりになった。
毎日昼前になるとアトリエに行き
布を切ったり縫ったり時々仕事をしたり
夕方になると自宅に戻って
夕飯を作ってアッキーと食べて
その後はお菓子を焼いたり
ミシン作業をしたり時々テレビも見るし
遅くなって夫が帰宅するので
その夕飯を出して
夜中近くになったら風呂に入って
そして寝る。
この繰り返しと週一度の野菜の手伝いで
日々が過ぎていく。
感染症の騒ぎでは三線教室が中止になったことと
対面セッションがひとつキャンセルになったことくらいで
それほど変化はなく
相変わらず日々が過ぎていく。
決まって歩くルートをほぼ決まった時間に歩いて
行動範囲は以前の私のことを思うと
驚くほど狭い。
昨日、ちょっと久しぶりに駅の改札口の方に行ったんだけど
「あ、久しぶりに来た」という感じがした。
こういう毎日を過ごすのは退屈なんじゃないかと思っていた
仕事で東京に行く、新潟に行く、、という日々が
私に「充実」をもたらしてくれると思っていたが
どうやら真逆だったらしい。
いや、心底楽しんでいたし、充実していた。
今思い返しても本当に素敵な記憶。
(新潟にはいつでも行きたい)
…そういうことではなくて
シンプルなルーティンで流れていく日常はつまらないもの
というのは大間違いだった、という話。
布を切って縫っている
食べてみたいお菓子を作って食べる
毎日大量の野菜を片付ける料理を考えたり
洗濯や皿洗いにチャレンジする気分とか
お風呂ではちゃんと汗が出るまで半身浴すると決めている
それら一つ一つのことが「楽しみ」
「気分転換」という言葉があるけれど
気分転換はセルフですぐにできるので
わざわざ居場所を大きく変える必要もない。
出かけない
買わない
持たない
がもたらしてくれる心地よい気分
ある意味、新境地の開拓のようなものだ。
なんせ、「快適でいる」ということを
いい加減にあきらめないことが大事だと思う。
さて。
今日もあるがまま。
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