小坊主が饅頭を食べる話~その1

小坊主がお饅頭を食べました。


1つ目を食べて、、なんだか足りなくて

2つ目を食べて…それでも物足りなくて

3つ目を食べたら、、


あぁ、やっと満腹になった。



そこで小坊主は思いました

「最初から3つ目の饅頭を食べれば、一つ食べるだけで満腹になるんじゃないか?」




…という、、落語?の話あるでしょう。

これを読むと



あ~あ、わかってないなぁ

1つ目、2つ目を食べているからこそ、3つ目の饅頭を食べて満腹になるわけで

最初から3つ目の饅頭を一つだけ食べたって満腹になるわけないじゃん



とか

そこから人生の教訓として


「人生に無駄なものはない」

「ローマは一日にしてならず」

「積み重ねた経験あってこそ」


みたいな何かを感じたりね。


故に、そういう目で見る時、この小坊主は


「間違っている」


という判断になりやすい。



が、本当にそうでしょうか。




その2に続く


Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。