大学=でっかい習い事

長男のケンスケは

名古屋芸術大学のデザイン科に在籍している。

無事4年生になれるらしい。

生活はわりとちゃんとしているので

予定通りあと一年で卒業を迎えそうだ。


今のところ、就職する気はないという。

が、1社だけお気に入りの企業を受けるとは言っていた。


それで、卒業したら(その前でも構わないが)

ソッコー個人事業主登録するといいよ、と話をした。


クリエイターである以上、

何をやっても「事業」になる可能性があるし


自覚がまるで違ってくる。

そして優遇措置も沢山あるので

なるべく早い段階で形だけでも「起業」することを勧めたい。


それは私が体験しているからそうなのだが

お花の仕事をする数年前にすでに個人事業主登録だけは

「安易に」してあった。

形だけの青色申告もしてマイナス計上していた。


これが、後々…7年後くらいになると

けーっこうな威力を発揮してくれるようになる。


事業として信頼されることが多々あった。



…が、今、継続してきた事業の中身をほぼ辞めて

空洞状態のただのヒマ人になった。


ところが、最近またまた新たな展開をもたらす兆しがあって

まぁ、なんか知らんけど成り行きに任せるわ~

というところか。



自分に何かが備わったところでステージを変化させるのではない。

ステージを「創って」「なんでもいいから乗り続ける」ことによって

そのステージに見合った「何か」が備わってくる。


これは、アセンション的「わかっちゃった」状態で眺めてみると

当たり前のことなので


私は息子にもそういう話をする。

私のしゃべった話を採用するかどうかは息子が決めることだけど。



それでしゃべったのが

大学卒業したら(就職しない場合)すぐに個人事業主登録するといいよ、

という話なのだ。(本当は今しなさい、と言いたい)



大学を卒業→企業に就職


という常識的な見方では

「大学」という箱から「会社」という箱へ移動する、、

みたいな感じがしているけど


その枠は早く取っ払った方が良いと私は考える。


箱の中にいるうちは守られているから、その中で言われたことだけしていればどうにかなる

というのは幻想だ。もうそういう時代は終わっている…と私は思う。


アッキーはダンス教室に通っているし

私はお菓子教室に通っている。

それと同じ。


大学っていうところにデザインなどなどを習いに通っている。

習い事だ。高額な習い事。

それが終わったら、ダンス教室行けば~?って話をしていた。


習い事だけしてれば安心ということはなく

「自分」という軸で生きているという大前提で

あくまでも趣味、というか

身に着けたいこと、学びたいことを「先生に教えてもらいに行く」。

それだけの話。


だから、大学生という肩書を外した「いいじまけんすけ」本体として

生きていることが大事になる。


「大学に振り回されない」「教授に振り回されない」

そんな体験を通して、ケンスケは



就職はしない



という決断をしている。今のところ。






仲の悪かった兄弟が

今回は毎日なんだかんだと遊んで楽しそう。

みんな、穏やか。

何より私が、穏やか。








Cynthia Roses 布と花と歌の日々

気が付いたら…縫って、お菓子作って、また縫って、仕事で縫って、たまに歌を歌う日々。 群馬県の高崎駅周辺で暮らす中年女子の日常。